日本造園学会九州支部が別府大会

日本造園学会100周年企画として
九州支部の取り組みの紹介などが行われた

 日本造園学会九州支部(中村正博支部長)は、令和7年度別府大会を15日午前9時、ビーコンプラザで開催した。テーマは「『造園』これからの100年に向けて~街に、心に、緑を届けるランドスケープの力~」。
 伝統的な職能が蓄積してきた技術と文化は、都市計画や自然環境保全など多岐にわたり、生活に関わっている。造園をもっと身近に感じてもらうことを目的に実施された。
 研究・事例発表のあと、シンポジウムが行われ、造園デザイナーの石原和幸㈱石原和幸デザイン研究所代表(63)が基調講演を行った。はじめにフラワーパフォーマンスを披露し、会場を圧倒。「ゼロからの発想~花と緑で街は変わる~」と題して講演した。
 また、日本造園学会が100周年を迎えるため、「産官学が連携した九州・沖縄32年のあゆみ~造園学会九州支部に活動概要と将来を語る~」と題して特別企画が実施された。