みらい信金と大分県弁護士会が協定

包括連携協定書に調印する
森田理事長(右)と田中会長

 大分みらい信用金庫(森田展弘理事長)と大分県弁護士会(田中利武会長)は、包括連携協定書締結式を25日午後2時、大分市のみらいハートプラザで行った。県弁護士会が金融機関と協定を結ぶのは、初めて。
 みらい信金では、これまでも顧客の課題解決のために様々な相談サービスなどで寄り添ってきたが、法律に関わる相談を受けるケースも多いことから、弁護士会と協定を結んで地域の人の課題解決の手伝いを行い、お互いの専門性を活かしていく。
 森田理事長は「高齢化が進む中、一段と増えるニーズに窓口やハートプラザに力を入れています。弁護士の力を借りることも多くあります。地域の皆さんの相談により一層幅広く応えていきたい」。田中会長が「協定内容は、各弁護士ともに力を入れているところですが、課題でもある。将来起こりうる課題にアドバイスをすることでサポートにつながると思います」とそれぞれあいさつ。協定書に調印をした。
 協定では▽司法アクセスの改善▽高齢者・障がい者の支援▽遺言・相続▽その他両者が認める法律相談の推進、に関する事項について、連携を進める。