5日まで「助け合い托鉢」

西法寺通りを南に進む会員ら

 別府市仏教連合会(会長、長山憲隆・海門寺住職)、市仏教青年会(会長、藤田修弘・宗園院住職)の「歳末助け合い托鉢」を1日、スタートした。
 托鉢は、昭和22年に始まり、今年で78年目。
 黒染めの衣に身を包んだ僧侶8人が西法寺(中央町)に集まった。出発式では、全員が般若心経を読経。続いて、副会長の髙橋護西念寺住職が「浄土真宗のお寺で般若心経とは仏連の名物だと思います。托鉢は、仏道修行をさせていただきながら、市民の皆さまの温かいご浄財をお預かりさせていただく活動です。時代は変わりましたが、皆さんの心に寄り添いながら、仏様の教えを広めていくと大事な責務があります」とあいさつし、出発した。
 托鉢で集まった浄財は、昨年と同様に別府市福祉協議会、共同募金委員会に寄付するが、今年は11月18日夕方に発生した佐賀関大規模火災被災者のために寄付を予定している。
 実施期間とコースは、次のとおり。
 ▽2日=高野寺~流川通り以南~浜脇方面~高野寺▽3日=海門寺~野口~的ケ浜方面~金剛頂寺▽4日=国道10号六勝園交叉点~亀川方面~薬師寺、永福寺~鉄輪方面~永福寺▽5日=泉都葬祭社~山の手方面~本光寺