観光建設水道など3委員会で審査

上程中の議案を審査した観光建設水道委員会

 令和7年第4回別府市議会定例会は8日午前10時から、観光建設水道、総務企画消防、厚生環境教育の各委員会が議案審査を行った。
 観光建設水道委員会(阿部真一委員長、9人)では、公営事業局、産業政策課、観光課、都市計画課、都市整備課、公園緑地課、施設整備課、上下水道局から出ている15議案について審査し、報告案件1件した。
 大町史副局長が「別府競輪市民広場の設置及び管理に関する条例の一部を改正」として、入浴料の金額を変更することなどを説明。そのほか、予算関係、競輪投票ポータルサイトなどについても説明した。
 議員から「オートレースの運営保守を行うチームラボとの連携はあるのか」と質問。山本直樹公営事業局事業課長が「連携はない。売り場の中で競輪と同じように機械を設置して、オートレースの場外車券を販売する」と答えた。
 他の議員から「オートレースの券もポータルサイトから買えるのか」と質問があり、松本弘次副局長兼デジタル推進課長が「現状の民間ポータルサイトでは、競輪・オートレースが同時に買えるサイトがあります。ゆくゆくそのように持っていければいいとの声はあります。まずオートレースの仕組みを確認して、慎重に検討したい」と答えた。議員が「将来的に分かっていることを、合わせて行った方が後から行うよりお金は安くなる。オートレースをするなら、最初からポータルサイトで購入できるようにしておけばいいではないか。あとオートレースの券は、本場でしか買えない。実際に別府市での購入人数は把握できているのか」と質問。松本副局長兼デジタル推進課長は「別府市でのオートレースの券を買っている状況は把握できていない」と答えた。
 審査終了後、3件の協議事項があり、「べっぷみんなにお米配布事業」の所管事務調査の報告があった。
 総務企画消防委員会(三重忠昭委員長、8人)、厚生環境教育委員会(松川峰生委員長、8人)もそれぞれ審査した。
 各委員会委員長報告は17日に行われる。