別府翔青高校吹奏楽部有志の会が活動

イベント参加などの際にマーチング衣装
リニューアルへの協力を呼びかけている

 大分県立別府翔青高校吹奏楽部のマーチング衣装を30年ぶりにリニューアルすることになり、有志の会(伊藤かすみ代表)が支援を呼びかけている。
 吹奏楽部の衣装は、旧市立別府商業高校吹奏楽部のマーチング衣装を引き継いだもの。学校の内外で多くの活動をしているが、長年使用してきた衣装は傷みが激しい上、修繕や追加製作が厳しい状況になっているという。また、衣装を新調するには多額の費用が必要で、部費だけでまかなうことが出来ない。そのため、「有志の会」を立ち上げ、イベント出演などの際に寄付金を募っている。現在、部員は47人。今回作るのは、70着。
 長く受け継いできたデザインをそのままに新しい衣装を作りたい考えで、完成の際には感謝の気持ちを込めて、「お披露目コンサート」を開催したいという。
 11月30日に行われた「楠銀リニューアル祭」でパレードや演奏会で盛り上げ、募金活動も行った。生徒や有志の会メンバーが「衣装リニューアルのため、ご協力をお願いします」と呼びかけると、多くの人が「頑張って」と声をかけながら、協力をした。
 27日にiichiko音の泉ホールで開催する「9th翔青ブラスコンサート」の会場でも受け付ける他、振込(大分みらい信用金庫荘園支店(013)、普通口座、3033325、別府翔青高等学校吹奏楽部有志の会 代表者 宮崎梨恵)でも受け付ける。振込の場合は、手数料を差し引いて、1口5千円。
 伊藤代表は「目標額は700万円と高いのですが、皆さんにご協力いただきたい」と話した。