
亀川四の湯二区白寿クラブ「輪」(野村幸雄会長)は、別府市立上人小学校(小林年晴校長、267人)に冬季の花の苗を寄贈した。年2回行っている。
平成28年4月に発生した熊本・大分地震で多くの人に不安を与えたことから子どもたちに明るい気持ちになってもらいたいと始めた。その後、花の栽培などの学校環境美化活動をとおして、児童の健全育成と情操教育に役立ててもらおうと行っており、今年で16年目、贈呈は通算18回目。
野村会長、三ケ尻厚志副会長、佐々木たか子理事兼会計、佐藤信子理事が学校を訪れた。美化委員11人が出席。野村会長が「10月の運動会の時に、花壇に夏に寄贈したポーチュラカが見事に咲いていて、贈ってよかったなと感じました。今回は4種類を持ってきて、葉ボタンは長く咲くので、大事に育ててください」とあいさつし、美化委員に手渡した。
渡邉晴樹美化委員長(12)は「苗をいただけると分かり、みんなで花壇を掘り起こして肥料をまくなどしてきました。キレイな花でいっぱいになるように、大切に育てます」。小林校長も「皆が生まれた年に熊本地震が起きて、子どもたちを元気づけようと花を贈ってくれました。心がキレイになるような花を咲かせてほしい。白寿クラブの皆さんには、日頃から子どもたちの支援をありがとうございます。これからも上人小を盛り上げ、地域を盛り上げていきたい」とそれぞれお礼を述べた。
今回は、葉ボタン、ノースポール、ゴデチャ、パンジーを17ケース、408株贈った。翌日の昼休みにみんなで植えた。
