別府競輪の吉田選手が隣保館訪問

吉田選手が隣保館の子どもたちに
絵本をプレゼント

 日本競輪選手会大分支部は、地元開催のレースで支部所属の選手が優勝すると、市内の保育園に絵本を贈る事業を行っており、19日午後1時半、吉田航選手(26)が、野口元町の隣保館保育園を訪れて絵本10冊をプレゼントした。
 吉田選手は今年5月にデビューした選手。11月15~17日に開催された「第12回前節ウィンチケットMN競輪」に出場。初日1着、2日目は3着となったものの、最終日には1着となり、優勝した。吉田選手が優勝して絵本を贈るのは、2回目。
 5歳児10人が吉田選手を拍手で出迎えた。園児代表2人に絵本を手渡し、さっそく袋を開けてみんなで絵本を読んだ。また、吉田選手が使っている競技用の自転車を見せて触れ合った。園児からは「この自転車ブレーキがない」「どうやったら早く走れるの」など質問があり、吉田選手は「一生懸命、いっぱいこぐことかな」などと答えた。
 最後に園児全員で「絵本をくれて、ありがとう。これからも、頑張ってね」とお礼を述べ、玄関まで見送った。
 吉田選手は「2回目の絵本プレゼントをさせてもらい、みんなが喜んでくれてうれしかった。元気な大人になって、覚えていたら競輪選手になって一緒に盛り上げてくれたと思う」と話した。