別府西中生徒有志が募金活動

学校で集めた義援金を別府市に寄託した

 別府市立別府西中学校のボランティア部(羽田野柚月部長)は、22日午後4時、別府市役所を訪れて生徒有志で募金活動を行って集まった大分市の佐賀関大規模火災の義援金4万9953円を別府市に寄託した。
 羽田野部長ら4人が企画。8~12日の登校時間に2・3年生の下駄箱付近に立って募金活動を実施。事前に告知していたこともあり、生徒や教職員だけではなく、保護者や地域の人も協力した。なかには、毎日募金してくれた生徒もいたという。
 羽田野部長が阿部万寿夫副市長に義援金箱を手渡した。阿部副市長は「思いはあっても行動に移すのは、なかなか出来ない。別府の子どもたちが率先して行動してくれたことを誇りに思います」とお礼を述べた。途中、長野恭紘別府市長も同席して「被災者も喜んでくれると思います。復興の重要な資金の一部になると思います」と話した。
 義援金は、別府市から大分市に送られ、被災者支援として役立てられる。