
文化部記者の松本良一さんⓒ脇屋伸光

鈴木愛美さんⓒ脇屋伸光
公益財団法人アルゲリッチ芸術振興財団(伊藤京子理事長)は「しいきアルゲリッチハウス開館10周年記念企画『未来の才能を拓く私のイチ押しVol・1鈴木愛美&松本良一』」を17日午後2時、しいきアルゲリッチハウスで開催し、100人が来場した。
しいきアルゲリッチハウスは2015年5月に竣工し、名実ともに世界最高峰の音楽家のマルタ・アルゲリッチ氏に捧げるに相応しい「音楽家の家」を意図し、「別府アルゲリッチ音楽祭」の長い歴史を象徴する建築。
講演は、読売新聞東京本社編集局文化部記者の松本良一さんが「コロナ禍後のクラシック音楽界~一極集中を超えて」をテーマに実施した。
続く演奏は、全国各地の主要オーケストラと共演し多くのコンクールで受賞歴のある鈴木愛美さんが「ピアノ・ソナタ ト長調Hob・XVI:6」(ハイドン)、「平均律クラヴィーア曲集第2巻第22番変ロ短調BWV891」(バッハ)など5曲を演奏し、アンコールは「楽興の時第3番」(シューベルト)を披露した。
大分市の女性は「初めてこの会場で聴きましたが、演者との距離があまりにも近くて驚かされました。演奏もさることながら、演者の表情や動きが非常に豊かで、まるでピアノとの2人だけの空間を覗き見ているような不思議な感覚に包まれました。画一的でない個性的で熱量に富んだ体験になりました」。
別府市の女性は「鈴木さんの演奏は音色が軽やかで細かく良かったです。個人的にバッハのメロディがなめらかに聴こえて好きでした。これからも応援したいアーティストの一人となりました」。
別の別府市の女性は「地方ならではのコンサートの贅沢な時間を楽しめました。クラシック音楽がもっと身近になることを願っています」とそれぞれ話している。
