
別府市議会は、令和8年第1回定例会を27日午前10時から、本会議場で開会した。会期は、3月25日までの27日間と決定。
令和7年度3月補正予算案や令和8年度当初予算案などの予算議案や条例議案など36件が上程された。
提案理由を行った、長野恭紘別府市長は、冒頭、物価高騰対策の一環として実施した「おこめ券」配布事業において、「おこめ券」紛失事案が発生したことに触れて「市民の皆様に多大なるご心配とご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。今回の事態を真摯に受け止め、別府市行政の最高責任者である市長として自ら襟を正し、行政運営に係る責任の所在を明らかにするとともに、両副市長については、事務方の責任者として自らを戒めるため、給料月額の減額措置を講じました。今後、再発防止策を着実に実施するとともに、市民の皆様の信頼回復に全力を挙げて取り組んでまいります」と述べた。
「今年度は、市制101年目の新たな一歩を踏み出す節目の年でもありました。新年度は、次の100年に向け更なる飛躍を目指す年でもあります。別府市の次の100年を切り拓くのは、新湯治・ウェルネスです。本格的に新湯治・ウェルネスの産業化に向け始動いたします。新湯治・ウェルネスを牽引するのは、施設という『場』と、それを動かす『人』です。新たな価値を創造する担い手を戦略的に育み、多世代の市民が温泉の恩恵を享受し、心身ともに健康で豊かに輝き続ける持続可能な観光地の実現に向け、力強く歩みを進めてまいります」とした。
また、令和8年度市政運営の基本方針について「第3期別府市総合戦略の2年目にもあたり、市民一人ひとりが幸福を感じ、希望をもって住み続けることができる持続可能でウェルビーイングな地域の実現を目指し、総合戦略に掲げる別府の創生に向けた取組を積極的に推進していきます」とし、公共交通施策や鉄輪みらい創生事業、実相寺中央公園にインクルーシブこども広場を整備、野口原総合運動場の老朽化した擁壁や道路側の防球ネット改修、避難所機能を有する山の手地区コミュニティ施設建設、新たに5歳児健診の開始、公立幼稚園向けに才能発見プログラム、夏休み限定の児童クラブ開設、地域の活性化や観光振興に活用することを目的とした「別府市文化財保存活用地域計画」の策定、長期化する物価高騰対策など数多くの施策に取り組むことを説明した。
本会議は4日に再開し、令和8年度予算案以外の議案について議案質疑を行う。
