橋本麻由さんが個展開催

橋本さんが書と絵の融合を
めざす作品5点が展示されている

 別府市創造交流発信拠点「TRANSIT」の企画公募企画令和7年度第8弾「橋本麻由(maayo)個展『Me|わたし』」を3月1日まで、同拠点展示室で開催している。入場無料。火・水曜日が休館。
 橋本さんは別府市出身、大分市在住の会社員兼アーティスト。左利きであるが、幼少期に書写教室に通い始めたことがきっかけで字を書くことだけ右利きになる。その後、高校・大学で専門的に書道を学ぶ。現在は書道のほか、絵画にも挑戦し、自分の表現の幅を広げている。初めての個展は、大学卒業個展ですべて書道の作品だった。行動大分作家展という展示会があり、知り合い伝手でオファーがあり、出品したことが本格的に絵を描き始めたきっかけ。個展は2回目だが、書道と絵画の個展は初めて。橋本さんの在廊日は、土・日曜日。
 今回の展示会では、入り口を入ってすぐに透明のビニールシートに「光影夢現 風音聲心」と書かれた「書」が出迎える。「光」と「影」、「夢」と「現」実という二面性のもの、「風音」は橋本さんの内側から湧き出た言葉で、TRANSITの空間が柔らかい光が差し込み風がそよいでいる印象から書いて、境界を感じている「心聲」が会場に現れればという思いから書かれている。作品名は「境界線」で、自分の二面性や境界線を一つにしたいということをモチーフにしている。抽象絵画は5点を書道の作品越しに見ることもできる。抽象絵画は墨とアクリル絵の具で描かれており、和紙やボンドを使いより立体的に表現している。
 橋本さんは「書と絵の融合をめざしていて、今回の展示作品も文字が含まれていたり、和紙を貼ったり、絵の輪郭に墨を使うなどしています。大きい作品もあるので、実際に大きさも体感してほしいので、直接見てほしい」と話している。