別府市立の3幼稚園で閉園式

子どもたちが南幼稚園の歌
「笑顔があつまれば」を歌ってお別れをした

 別府市立の南、べっぷ、大平山の各幼稚園で14日午前10時15分、閉園式が行われた。
 別府市では「就学前教育・保育ビジョン」で、14ある幼稚園を7園にする方針を示しており、まずは3園が閉園することになった。令和8年度末には、南立石、緑丘、春木川、亀川の4園が閉園を予定している。これまで、1小学校に1幼稚園を設置してきた「1校1園」の歴史に幕を下ろした。
 南幼稚園(利光聡典園長)では、卒園式を終えた子どもたち18人も参加。利光園長が昔の南幼稚園と浜脇幼稚園の写真を紹介して「現在の南幼稚園は、南幼稚園と浜脇幼稚園が統合されて、設立されました。24年間で587人が卒園し、閉園します」と告げると、子どもたちから「嫌だ」の声が相次いだ。利光園長は「どの時代も、園庭に響く笑い声、季節ごとの行事での輝く笑顔、元気いっぱいの歌声、時にはケンカをして泣いてもまた仲良くなれる一生の友達との出会いがあったと思う。どの瞬間も、かけがえのない時間で、園での経験は、子どもたちの人生の土台になっていると思う。ずっと覚えておいて、自分の子どもや孫に伝えてもらいたい」とあいさつ。
 来賓の寺岡悌二教育長が「別府市の中で一番歴史のある幼稚園。共に遊び、学び、成長して互いを尊重しながら、豊かな心を育んで来ました。果たしてきた役割は、計り知れません。思い出を大切に、小学校でもいろんなことに挑戦してもらいたい」と述べた。
 園児が南幼稚園の歌「笑顔があつまれば」を歌い「南幼稚園ありがとう、さようなら」と一緒に言った。最後に、寺岡教育長が閉園宣言をした。