別府市議会の令和8年第1回定例会①

 別府市議会は、令和8年第1回定例会本会議を16日午前10時から再開し、一般質問が始まった。
 初日は、午前中に塩手悠太氏(有志の会)、阿部真一氏(自民新政会)。午後から森大輔氏(新たな別府を創る会)、重松康宏氏(公明党)が、観光、市役所の窓口調査、選挙管理などについて幅広く、執行部の考えを質した。
 一般質問は18、19、23日も行い、各日4氏が質問を行う予定。

新湯治・ウェルネスについて

塩手悠太氏(有志の会)

塩手 悠太氏

 塩手悠太氏は、新湯治・ウェルネス事業について「産業化で付加価値を高め、市民の所得向上、福祉向上など良い循環を作るものと思っている。理念などには賛同している」とした上で「施設の設置については、財政負担の観点から、慎重な立場。全貌がまだ見えない。運用までに必要な経費と財源は」と質問。
 和田健二新湯治・ウェルネス推進室長が「市民の健康のための施設、ラボ機能は幾分経費がかかることもあるが、基本計画を上回る効果が出るように、協議や交渉をしたい。基金を財源として想定している」と答えた。
 塩手氏は「収益がしっかり担保されてこそのコスト削減。経済効果はどう考えるのか」と重ねて質問。
 和田室長は「効果を測るには、データ、基準などが必要。調査、研究をしていきたい」と答えた。
 高齢社会政策について「介護人材不足、経営難による供給不足などが懸念される。介護予防の視点では、習慣的な運動の導入がある。生活習慣病予防、フレイル予防、認知症予防につながると言われている。別府市では、独自の健康体操などをしているが、要介護認定の数字を見ると、あまり効果がないのでは」と質問。
 末房日出子健康推進課長が「75歳以上が急増しているが、要介護認定者数は微増。健康体操教室の参加率向上、参加場所増加に努めていく」と答えた。
 他にも、中規模多機能自治などについても質問した。

投票場の対応などは

阿部真一氏(自民新政会)

阿部 真一氏

 阿部真一氏は、選挙の投票率の推移について質問。若杉篤選挙管理委員会事務局長が「令和6年衆議院選挙は期日前が25・65%、当日は27・97%。令和7年参議院選挙は、期日前30・99%、当日27・61。今年の衆議院選挙は、期日前31・97%、当日24・80%」と説明。
 阿部氏は、「高齢者や障がいを持たれた人の投票行動への支援についての対応は」と重ねて質問。若杉事務局長が「安心して安全に投票できるよう、従事者を配置。代理投票も行っている」とした。
 阿部氏は「入ってくる時はバリアフリーになっているが、帰りの動線で階段があり、危ない場面もあると聞く。取り組みは」と質問。若杉事務局長が「スロープや人的介助の対応をしている」と答えた。
 タブレットを使った電子投票についても考えを質した。若杉事務局長は「支援として有用な1つと考えている。情報収集をしていきたい」と述べた。
 また、消防行政について「現在の体制、消防組織の人員配置は」と質問。永路尚道消防本部次長兼総務課長が「2月末現在、146人」と答えた。阿部氏は「出動に支障がないように、業務内容によって人員配置が必要では」と重ねて質問。
 浜崎仁孝消防長が「業務効率化、職務能力向上に努め、持続可能な消防体制を維持していく」と述べた。
 他にも、学校やスポーツ施設での申請のあり方などについても質問をした。