糸永サダカさん100歳のお祝い

長野恭紘別府市長から
100歳のお祝いとして表彰状などが
贈られた糸永サダカさん(右から2人目)

 去る15日に100歳の誕生日を迎えた北鉄輪のケアハウス楼蘭に入居している糸永サダカさんを17日午後2時30分、長野恭紘別府市長がお祝いに訪れた。糸永さんの長男の信也さん(73)、信也さんの妻の夕希子さんが同席した。
 楼蘭に隣接するデイサービスゲンジョウでのお祝いの会で、中西司一施設長が糸永さんの紹介をした後、「入居当初はコロナ禍で、ケアハウスでも感染があり、私も糸永さんの部屋にお弁当を運んだ記憶があります。今はこうしてお祝いができて良かったです」と述べた。
 長野市長が「私は昭和50年4月生まれの50歳で糸永さんのちょうど半分。編み物が得意で、お孫さんに編んだと聞いており、宝物だと思います。これからも仲間や友人がいっぱいいますし、スタッフも優しいので、これからもお元気で」とあいさつし、表彰状とお祝い金を糸永さんに手渡した。
 その後、施設が用意したくす玉を糸永さんと長野市長が割ると、他の入居者から大きな拍手が起きた。
 記念撮影後、長男の信也さんが「100歳といってもあっという間でした。令和3年から楼蘭でご厄介になりました。8月で5年になります。皆さまには仲良くしてもらい、家族ともども嬉しく思っています」と話した。
 最後に糸永さんが「皆さん、お越しいただいて大変嬉しゅうございます。ありがとうございました」とお礼を述べ、会は終了した。
 糸永さんは、宇佐市安心院町中山の出身。宇佐市四日市町の高等女学校を卒業後、教員として勤務。退職後は夫の清司さん(今から約40年前に他界)と20代で結婚。教員と農業を兼務していた夫を支えながら、農業の手伝いもしていた。またミュージシャンとして活躍している孫夫婦の演奏(ジャズバイオリン)を聴くことが元気の源となっている。
 長寿の秘訣は▽食事を残さずしっかり食べる▽何にでも興味を持つ▽ラジオ体操―の3つという。
 信也さんは「母は厳しかった。小学一年か二年のときの授業参観のとき、手を上げなかったら、私のところまで来て『なんで手を挙げんのかえ』と言われた。凛とした感じが強い。これからは健康に注意をして、自分の思うように好きなことをしてのんびり過ごしてほしい」と話した。
 別府市内の100歳以上の高齢者数は17日の時点、女性120人、男性9人の計129人。市内最高齢は女性の108歳。