公益社団法人大分県医薬品登録販売者協会の松川峰生会頭(72)=別府市議会議員=は、令和3年秋の褒章で藍綬褒章受章の栄に浴した。
松川さんは昭和23年、別府市出身。市内で50年3月、松川薬品を開業。市内の数多くの薬品が加盟する別府市医療品小売商業協同組合の理事長を57年から60年まで務めた。また、公益社団法人大分県医薬品登録販売者協会の前身である社団法人大分県薬種商協会の常務理事を平成4年から12年まで、同協会会長を12年から19年、公益社団法人大分県医薬品登録販売者協会会頭を19年から歴任している。また、平成14年から19年まで大分県医薬品小売商業組合の副理事長、12年から別府市薬剤師会監査理事を兼務している。
今回は、協会の前身である約主将協会の常務理事に就任した平成4年から30年の長きにわたり公益社団法人大分県医薬品登録販売者協会に関わってきており、登録販売者の地位向上、会員店の健全経営の指導、会長、会頭として協会の組織力、団結力の強化を諮りながら精力的に活動している功労が評価された。
大分県知事表彰(薬事功労)を平成18年、厚生労働大臣表彰(薬事功労)を19年に受賞している。
松川さんは「生涯の仕事と思っていますので、自分がお世話出来る限りのことを今後も取り組んでいきたいを考えています」と述べた。
また、(有)わかあゆスイミングクラブを昭和50年7月に設立し、代表取締役を平成28年4月、同月から会長を務める。別府中央ライオンズクラブに昭和54年12月から入会、平成8年7月から9年6月、29年7月から30年6月の2回、会長として奉仕した。