大分県と大分市は17日、543件のPCR等検査を行い、大分、別府、杵築、中津、佐伯、宇佐、日田、由布、臼杵、津久見の各市と日出町、県外の10歳未満から80歳以上の男女138人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。1日の感染者が100人を超えるのは、3日連続。
県外から演習に参加していた自衛隊員が17日までに8人感染し、県では112例目のクラスター(集団感染)と認定した。県内部隊との接触はないという。一方で、クラスターとなった陸上自衛隊別府駐屯地では、新たに22人の感染が確認され、感染者は合わせて30人となった。
年代別では、20代46人、10代31人、40代14人、30代13人、10歳未満と50代各11人、70代6人、60代と80歳以上各3人。
経路別では、職場39人、家庭37人、不明22人、県外14人、知人11人、学校9人、会食4人、施設2人となっている。
別府市では43人の感染が確認された。20代26人、10代7人、40代4人、60代2人、30代、50代、70代、80歳以上各1人。感染経路別では、職場27人、不明と家族各4人、県外3人、知人と会食各2人、学校1人だった。
別府市以外の市町別では、大分市38人、中津市16人、宇佐市と県外各9人、臼杵市6人、佐伯市5人、日田市と由布市各4人、日出町2人、杵築市と津久見市各1人となっている。
家庭内での感染も増えているこから、家庭においてもこまめな換気や手指の消毒など感染予防対策をしっかりとする必要がある。
県では、オミクロン株であっても、感染予防対策は変わらないため、マスクの適切な着用などを引き続き呼びかけている。