別府市内の新型コロナウイルス感染者は、2月は1470人が陽性となった。「第6波」が始まった1月5日から増加を続け、2月4日は1日の新規感染者数が過去最多の109人と100人を超える日もあった。その後は少しずつ落ち着きを見せつつあるが、増減を繰り返している。
1月の感染者は1007人だったが、1月と比べると2月は3日短いが463人増えている。
年代別では、30代が192人と最も多く、10代188人、10歳未満178人、40代177人、20代176人、70代169人、80歳以上152人、50代135人、60代103人で、学校などでの感染が拡大しているこもあり若い世代が多いが、医療機関や高齢者施設でクラスターが発生するなどの影響もあり、高齢者の感染者も増えている。どの世代でも100人を超える人が陽性となっている。
感染経路別では、1月は不明者が多かったが、2月になって家族が533人と一番多くなった。医療機関も216人と急増し、施設115人、知人35人、職場27人、学校23人、県外5人、会食1人となっている。また、感染経路が分かっていない人も515人いる。
28日には、7、8月に2回目のワクチンを接種した人全員に3回目の接種券が発送されるなど、前倒しでワクチン接種が進められている。3月31日までは、旧山の手中学校でPCR検査センターを開設しており、無症状で感染に不安のある人は積極的に検査を。
また、マスクの着用、手指の消毒、定期的な換気、密を避けるなど、基本的な感染予防対策を引き続き行うことを呼びかけている。