大分県と大分市は6日、2187人に対してPCR等検査を行い、14市3町と県外の10歳未満から80歳以上の男女442人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。
大分市内の幼児教育・保育施設、事業所、2つの高齢者施設、津久見市内の地域クラブでクラスターを確認。関係者の検査を進めている。また、新学期が始まったことから、県では、家庭内での健康観察を徹底するとともに、本人が体調が悪い場合はもとより、家族に1人でも具合が悪い人がいれば、躊躇なく仕事や学校を休むように呼びかけている。
年代別の感染者数は、20代89人、10代87人、40代81人、30代67人、10歳未満62人、50代21人、60代と80歳以上各13人、70代9人。経路別では、家族193人、不明164人、職場17人、会食16人、知人13人、県外12人、学校4人、医療機関3人、施設2人となっている。
別府市の感染者数は、38人。年代別では、20代13人、10歳未満と10代各6人、40代5人、30代4人、70代2人、50代と60代各1人。経路別では、不明24人、家族11人、職場3人。
別府市以外の市町等の感染者数は、大分市282人、中津市と由布市各17人、日田市と宇佐市各13人、臼杵市10人、佐伯市9人、日出町8人、杵築市と豊後高田市各6人、竹田市5人、豊後大野市と県外4人、国東市、津久見市、玖珠町各3人、九重町1人だった。