長野市長を「1日民生委員・児童委員」に委嘱

長野市長を「1日民生委員・児童委員」に委嘱した

 毎年5月12日は「民生委員・児童委員の日」。別府市民生委員児童委員協議会(高橋洋明会長)はこの日、長野恭紘別府市長を「1日民生委員・児童委員」に委嘱し、高齢者宅を訪問する「友愛訪問」を一緒に行っている。
 民生委員児童委員は厚生労働大臣から委嘱された、非常勤の地方公務員。経済的困窮や社会的孤立、虐待、いじめ、非行など地域住民が抱える複雑な課題に身近な相談者として、住民に寄り添い、課題解決のための活動をしている。
 「民生委員・児童の日」は、大正6(1917)年5月12日に岡山済世顧問制度設置規定が交付された日にちなみ、昭和52(1977)年に定めた。
 高橋会長が長野市長にタスキをかけて「今日は1日、よろしくお願いします」と声をかけた。さっそく、高橋会長、鶴見地区の民生委員児童委員らと一緒に鶴見地区で高齢者宅を訪問した。
 今日新聞の取材に、訪問を終えた長野市長は「訪問したお宅の皆さんと楽しくお話をさせていただき、私自身元気をもらいました。民生委員さんは、地域の皆さんから厚い信頼を寄せられており、改めて地域福祉の重要な役割を担っていただていると実感しました」とコメントした。