亀川の自然環境を守る会(髙橋伸子会長)と立命館アジア太平洋大学の環境保護サークル「ECOS(エコス)」が「冷川のホタル観賞会」を4日午後7時、開催し、近隣住民やAPUの学生など約400人が参加した。参加者はマスクを着用し、受付時に手指消毒、検温をして新型コロナウイルス感染症対策をした。
初めに、APUの学生4人で構成されている「ミアと友達」が英語の歌を5曲披露した。
続いて、開会式でエコスのリーダーKazuki―Rajさんが「4年ぐらい一緒に龜カメ倶楽部の方と清掃をして、ホタルが出てきたという感じになりました。皆さん来ていただき、ありがとうございます」とあいさつ。その際、リーダーの提案で物故会員の髙橋東洋雄前会長ら3人に対して30秒の黙とうが捧げられた。
髙橋伸子会長が「多くの人に来ていただき、ありがとうございます。こんなに盛大に出来ると思っていませんでした。ホタルを見て、楽しんで下さい」。
その後、髙橋会長に寄付金が手渡した鷲野忠嘉(株)ティ・エフ・シー代表取締役社長からは「この度、みなさんの活動がとても素晴らしいものと感銘を受けまして、寄付をしました。すごく多くの人が本気で取り組む姿を見て、素晴らしいものと感じました。今後、清掃活動なども参加させていただきたいし、この活動が継続的に長く続くことを臨んでいます」とそれぞれあいさつをした。
ホタルの生態などの説明会が行われた後、冷川沿いを歩いていき、点滅するホタル約500匹を見て回った。いろんな場所でホタルの光の乱舞を見ることができ、多くの人がスマホなどで写真や動画を撮影していた。
見て回った来場者は「きれい」「こんなに光るんだ」などと感想を口にしていた。
会場には、たこ焼き・かき氷・くじ引きの出店があり、多くの人で賑わっていた。