大分県と大分市は6日、10市2町と県外の10歳未満から80歳以上の男女91人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。1日の新規感染者が2ケタになるのは、1月14日の92人以来、約5カ月ぶりとなる。
月曜日は検査数も少ないことから、感染者数も少ない傾向にあるが、第6波がはじまってからは、急激に感染者が増えていたが、直近の2週間ほどは、1日の感染者が前週の同じ曜日よりも減少を続けている。県では、ワクチンの3回目接種が進んできたことが背景にあるとみており、若い人でも重症化するケースもあるため、早期のワクチン接種を呼びかけている。
年代別では、10歳未満29人、10代21人、40代15人、30代11人、50代と70代各4人、80歳以上3人、20代と60代各2人。経路別では、家族40人、不明21人、施設11人、学校7人、県外5人、医療機関と職場各3人、知人1人となっている。
別府市の感染者数は、4人。2日連続で1ケタとなった。年代別をみると、10歳未満、30代、40代、70代各1人で、10代、20代、50代、60代、80歳以上は0人。
別府市以外の市町等の感染者数は、大分市46人、中津市17人、佐伯市7人、県外4人、日田市3人、臼杵市、杵築市、九重町各2人、宇佐市、津久見市、豊後高田市、日出町各1人だった。