令和4年第2回別府市議会定例会は9日午前10時から、観光建設水道、総務企画消防、厚生環境教育の各委員会が議案審査を行った。
観光建設水道委員会(三重忠昭委員長、8人)では、産業政策課、農林水産課、施設整備課から出ている3議案について審査した。
産業政策課が、物価高騰対策プレミアム商品券発行に要する経費について「コロナ禍で物価高騰の影響を受けている市民や業者を支援するため、プレミアム商品券を20万冊発行します。総額13億円のうち、プレミアム30%と事務費を合わせて、3億6815万円を計上しています」と説明した。
委員から「事務費7千万円だが、取り扱い場所が市役所と商工会議所だが販売所の検討はどうしてきたのか。コンビニなどが扱えば経費が削減できるのではないか。市民が購入しやすくなるのでは」と質問。
竹元徹産業政策課長が「購入場所を増やすことは、人員や体制の確保が難しい。加えて事務費がさらにかさむため、現在の市役所と別府商工会議所で対応しています」。
松川幸路観光・産業部長は「予約をして現金と引き換える場所を、前回は別府駅、市役所、商工会議所にしていました。観光客が増えているため、今回の販売所は駅の観光案内所を外しました。販売で現金を扱うため、販売する会場を増やすことはリスクが出る」とそれぞれ答えた。
また、複数の名前をかたり申し込む懸念などについて質問した。
採決を取り、同委員会に付託された議案は、全会一致で承認すべきものとした。
総務企画消防委員会(阿部真一委員長、8人)、厚生環境教育委員会(荒金卓雄委員長、7人)もそれぞれ審査した。
今委員会から、試験的にタブレット端末を使ったペーパーレス会議システムを活用した。
各委員会報告は17日に行われる