建設リサイクル法に関するパトロール

新築現場で工事所長が廃棄物の適正な処理について説明

 別府市役所都市計画課(籠田真一郎課長)は「令和4年度前期建設リサイクル法における一斉パトロール」を21日午後1時30分から、市内3カ所で行い、同課職員2人、大分労働基準監督署1人、大分県東部保健所1人、大分県環境保全課2人の6人が巡回した。
 建設リサイクル法に基づく分別解体及び再資源化などの適正な実施を確保することが目的。
 はじめに、別府市役所5F―1会議室で出発式があり、渡邊克己同課参事が「建設リサイクル法が平成14年に施行され、今年で20年が経過。昨年度の後期は新型コロナウイルス感染症の関係で中止しました。1年ぶりの開催です。行政、環境部局、労働基準監督署が連携を取り、パトロールを行う。それぞれの立場で確認や指導を行うことで、法令順守を徹底するように指導する。単なる行事にならないようにしましょう」とあいさつ。
 引き続き、別府温泉杉乃井ホテルHana館解体工事の現場に向かい、工事所長らから職員らに対して、現場で出た廃材の分別状況、リサイクル法の遵守などを説明した。同課職員、大分労働基準監督署員、大分県東部保健所職員がそれぞれの立場から指導した。
 その後、市内の2解体工事の現場を巡回した。
 その結果、リサイクル関係の指摘事項は0件だった。
 一斉パトロール終了後の午後4時10分、各現場ごとに結果を集計した。