別府市教育委員会は7日午前11時、令和4年度青少年補導員協議会表彰式を市役所で行った。補導員として、補導活動や環境浄化活動を通して、10年以上青少年の健全育成に積極的にかかわった人や受賞相当と認められた人を表彰している。
今回表彰されたのは、12年間補導員として活動した佐野満子さん(別府中央校区)、10年間活動した森田哲也さん(境川校区)、10年間活動した岡田賢二さん(朝日校区)、8年間活動した関口博司さん(同)の4人。大鍜治光子市青少年補導員協議会長も同席した。
寺岡悌二教育長が感謝状を手渡して「長年にわたり各地区で青少年の健全育成にご尽力いただき、ありがとうございました。危険個所の点検や子どもたちへの温かい声かけをしてもらいました。子どもたちにとっては、頼りになる地域の人。引き続き、よろしくお願いします」とあいさつ。
佐野さんは「あっという間でした。子どもたちと接する機会が減っていたので、楽しみだった」。森田さんは「教員時代は、勤務していた校区ばかりを見てきましたが、退職後は地域のことを詳しく知ることが出来た」。岡田さんは「散歩の途中で子どもに会ってあいさつをしますが、元気な返事をしてくれます。声を聞くと安心する」。関口さんは「子どもたちと接して、新しい目でいろんなことを学びました。心温まる思いを沢山しました。地域活動は続けていきたい」とそれぞれ述べた。