県立別府鶴見丘高校の同窓会「鶴嶺会」は10日、別府市のビーコンプラザで総会と懇親会を開催した。コロナ禍で3年ぶりの懇親会には東京、関西、福岡の遠来組を含め、260人が参加した。
菅健一会長が「コロナ禍で2年間開催できず、今年こそは、と32回生が実行委員会を作ってくれた。ゆっくり懇談してもらい無事帰っていただく。今年の総会で鶴嶺会のホームページを作ることが決まりました。情報を届けないと意味がない。会員一人ひとりにIDとパスワードを作ります。デジタルトランスフォーメーションの時代です」とあいさつし、母校支援金を阿南典久校長に手渡し、阿南校長は「運動部、文化部への支援金に感謝します。皆さまの支えがあって充実できます」とお礼のことば。
来賓を代表して長野恭紘市長が「市政を運営するのに鶴嶺会の皆さんに日々助けてもらっています。文武両道の鶴嶺会の皆さんに別府の観光を盛り上げてもらい提言をいただきたい」とあいさつした。
山本信也東京鶴嶺会長が乾杯の発声をして懇親が始まり、スライド上映やお楽しみ抽選会があった。
幹事団の引き継ぎがあり、今年の実行委員長を務めた荒金敦さん(高校32回)が「コロナ禍でいかに復活させるかに心を砕きました。人数制限と時間の制約と感染対策をした中での開催でした」とお礼のあいさつ。来年の幹事団を代表して岩屋知子さん(高校33回)が「しっかり継続し発展させるよう一生懸命つとめます。来年の総会・懇親会を成功させるため努力します」と決意を述べた。