大分県立別府翔青高校(後藤秀徳校長、705人)は「青藍祭体育の部」を14日午前8時40分、同高校グラウンドで開催した。昨年に引き続き、学年対抗で頂点をめざした。また、保護者が我が子の勇姿を見守った。
開会式で、後藤校長が「1カ月前に文化の部を開催し、生徒の皆さんには素晴らしいパフォーマンスを見せてもらいました。今日はこのグラウンドでどのようなパフォーマンスを見せてくれるかを、楽しみにしています。昨年度から学年対抗となりました。3年生は後輩に負けないように意地を見せてください。1、2年生は、上級生に遠慮せず勝利をめざしてください。全校生徒の皆さん、これまでの練習成果を発揮して、最高の仲間と最高の笑顔で最高の思い出に残る一日にしてください」。
伊南寿賀PTA副会長は「今日は暑くなりそうです。水分補給と日焼け止めを忘れずに、皆さんのパワーで素晴らしい活躍が見れることを期待しています」とそれぞれあいさつ。
体育の部を企画運営する体育委員長の舛添光さんは「今年度は学年対抗になって2回目の体育の部です。一人ひとりが科を超えて、各学年が一致団結してそれぞれの色を発揮してください」とあいさつ。
応援団長の佐藤凜さんは「我々、生徒一同は、今日まで切磋琢磨し協力してきた仲間とともに積み重ねてきた練習成果を十分に発揮し、青藍祭体育の部が高校生活での一つの良い思い出になるよう、正々堂々と戦い抜くことを誓います」と選手宣誓をした。
この後、早速競技に移り、全学年混合で女子は50㍍走、男子は100㍍走が行われた。走っている友人を応援する声が、辺りに響いた。屋外なのでマスクの着用は生徒の判断に任されており、マスクをしている生徒、していない生徒、あご下までずらしている生徒とさまざまだった。
綱引きは、学年で選抜された男女が出場。「絶対に勝つぞ!」とクラスメートを鼓舞する声が響く中、全員が力を合わせて綱を引いていた。
午前は障害物競走、台風の目、百足競走、5人6脚の4種目、午後は応援演舞、クラス対抗リレー、大玉送り、学年対抗リレーで大盛り上がりだった。