全日本マスターズウエイトリフティング大会

長野市長に優勝報告をした

 第40回全日本マスターズウエイトリフティング競技選手権大会(9月8~11日、秋田県)で、別府市から出場した渡辺建治選手(76)と鬼塚晃選手(70)が優勝。7日午前10時、長野恭紘別府市長に報告をした。
 渡辺選手はM75(75~79歳)73㌔級でスナッチ50㌔、ジャーク51㌔、トータル101㌔を記録。5年連続優勝で、マスターズでは15回目の優勝。鬼塚選手はM70(70~74歳)96㌔級でスナッチ70㌔、ジャーク80㌔、トータル150㌔を記録して優勝した。2人は来年、米国で開催される世界選手権への出場権をえた。
 報告には、加藤信康別府市ウエイトリフティング協会長(市議)と渡辺選手が出席。加藤会長が「3年ぶりに開催された大会で2人が参加し、優勝しました。拠点となる練習場もできて約1年となり、会員も戻ってきたり新しい人も入っている。力強い協会にしていきたい」とあいさつ。
 渡辺さんは「毎日練習が出来るようになった。腹筋などで体力づくりをしています。大事なのは下半身だと思う。これからも、やれるうちはやりたい」と話した。
 長野市長は「渡辺さんは、生涯現役だなと思っています。新しい練習場もできて、若い人が入ってくれれば、次につながっていくと思います。優勝おめでとうございます」と労った。