令和4年秋季全国火災予防運動(9~15日)の一環で10日午前9時、ミス別府の岩野桜子さん(21)が一日消防長に委嘱され、園児の街頭啓発活動激励などを行った。
委嘱式は、別府市役所で行われ、阿南寿和副市長(市長代理)が岩野さんに委嘱状を手渡し、「一日消防長」のたすきをかけた。
阿南副市長は「岩野さんには春に引き続き、火災予防運動の一環として一日消防長をお願いします。良い天気ですが、空気が乾燥しているので、火災が発生しやすい状況です。市民の生命、財産を守るために火災予防の啓発活動を行ってください」と語った。
岩野一日消防長は、秋葉神社南側歩道で行った海の星幼稚園児、ドラッグセイムス別府やまなみ店で行った鉄輪保育園児の街頭啓発活動の激励をした。その後、市消防本部で本部や通信指令室見学をし、車両説明を受けた。
一日消防長の岩野さんは「春も市民の方と一緒に啓発活動を行いましたので、今回はもっと大きな声で火の用心を呼びかけたい。私はヘアアイロンを使うのですが、最近は自動で電源が落ちる電化製品が多いのですが、そこで気が緩むと火災に繋がるので、電化製品の取り扱いには気をつけています。令和4年度の防火標語が『お出かけは マスク戸締り 火の用心』なので、マスクをつけるように、当たり前のように火災予防をしてください」と述べた。