大分県はこのほど、令和4年10月の宿泊客等の動向速報値を発表した。33万8210人で、前年同月比で28・9%増となる見込み。
うち、日本人客は32万4457人で、前年対比24・3%増。10月から、全国旅行支援が始まったことなども影響しているとみられる。出発地別では、福岡県9万876人、その他九州5万5552人、県内5万2613人、関東5万133人、近畿2万6868人、中国1万9529人、中部1万4410人、四国8046人、東北・北海道6430人。県内や関東、東北・北海道からの宿泊客は、コロナ禍前の令和元年の同月比よりも増えた。
一方で、外国人宿泊客は、規制が緩和されたこともあり、9月の約4倍の1万3753人となり、前年同月比で909・8%増となる見込み。韓国からが9221人、タイ1179人、欧米豪その他1127人、その他アジア1026人、香港841人、台湾201人、中国158人となっている。韓国からの宿泊客は、コロナ禍前よりも増えたが、その他の国ではまだコロナ禍前の水準にはなっていない。
有料観光施設(29施設)の入場客動向は、45万718人で、前年対比で14・8%増。屋内施設は10・2%減、屋外施設は28・3%増だった。