子ども食堂の現状は

班ごとに子ども食堂について意見交換をした

 別府市議会は、令和4年度市民と議会の対話集会を11月28日午後4時半、別府溝部学園短期大学で行った。テーマは「子ども食堂」で、厚生環境教育委員会(荒金卓雄委員長)の委員らが参加した。
 市原隆生市議会議長が「溝部学園短期大学とは、幅広い分野で連携する協定を結んでいます。短い時間ですが、様々なご意見をいただきたい」とあいさつ。安部一郎議員が議会の役割について説明をした。
 その後、3班に分かれて意見交換を行った。学生の中には、子ども食堂の活動を手伝っているという人もいて「子ども食堂には、必ずしも経済的な理由だけで来ているわけではない」「気軽に子どもたちが来られる場所があっても良いと思う」「地域のコミュニケーションの場になっているところもあると思う」「補助金は縛りがあり、本当に必要なところに使えない現状があると思う。食材などはフードバンクとか地域の人からもらったりもできるが、人材不足があると思う」などの意見が出た。
 引き続き、亀川の西念寺が行っている「あんのん子ども食堂」を訪れ、子どもたちと話したりして現状を視察した。