亀の井バス株式会社(川下英次郎代表取締役)は6日午後3時、別府市鶴見にある本社で「2022年度年末年始無事故運動大会」を開催した。毎年、「バス無事故・年末年始安全総点検運動」に合わせて実施している。
川下社長が「無事故大会は、会社の行事の中で、最も大事なもの。コロナ禍が続く中で、地域の足としてしっかり安全に支え、感染するかもしれない不安を乗り越えて乗務してもらったことに、感謝しています。10月からは、全国旅行支援や外国人観光客の緩和もあり、貸切バスの稼働も多くなり、多客で忙しく、ようやく回復が見えてきました。多忙な中でも、安全安心に運行してもらっている。それは、いつの時代も変わらない」とあいさつ。
来賓の髙原哲・九州運輸局大分運輸支局長と小林一成別府警察署長があいさつ。正成祐治別府署交通課長が管内の交通事故の現状などについて講話した。
引き続き表彰が行われ、5~29年の無事故運転士23人と小集団年間無事故の5班の代表にそれぞれ、川下社長から表彰状などが贈られた。
平野広幸別府営業所長が事故の反省とこれからの取り組みについて説明。別府営業所の伏野友和運転士が「交差点では右左折時に横断歩道の前で一旦停止し、安全を確認します。発車時は注意を促し、客席の安全を確認します。目的地まで安全に送り、お尋ねにははっきりとていねいに、笑顔で感謝の気持ちを持って応対します」などと安全運転宣言を行った。無事故表彰者は次のとおり(敬称略)。
▽29年=永野栄治▽27年=小野信三、工藤幸一、中津留多恵次▽24年=山﨑英治▽22年=曽我剛、植野雄一郎、加藤守▽21年=得丸弘至、梶谷忠志▽19年=岡崎義寿▽18年=山下裕二、佐藤謙次郎▽16年=神田喜昭▽15年=晴山正浩▽10年=石田晋太郎▽5年=重久真一郎、鶴岡秀俊、小副川祐二、藤田尚紀、名倉栄二、中野道代、大野裕司▽小集団=よしたかし班、ふじふじ班、ゆっくり班、レガート班、防衛班