国際特別都市の市議会議長協議会

各都市から観光面などの現状報告や運動計画が話し合われた

 第114回国際特別都市議会議長協議会が7日午後3時、別府市のホテルサンバリーアネックスで開催された。加盟する全11都市から約30人が出席した。
 協議会は、別府、伊東、熱海、奈良、京都、松江、芦屋、松山、軽井沢、日光、鳥羽の各都市の市議会議長で構成されている。友好を深めて、自治の進展を図るとともに、連携して観光・文化資源の整備などの施策を促進することで加盟都市のさらなる発展を図るのが目的。
 昭和52年に制定された「国際観光文化都市の整備のための財政上の措置等に関する法律」に基づいて、国民生活や文化及び国際親善の役割を果たすため、施設の促進を進めてきた。平成29年に法律は失効したが、引き続き、連携して活動を続けている。
 開催市の萩野忠好別府市議会議長があいさつ。会長の中島健一兵庫県芦屋市議会義長、長野恭紘別府市長もあいさつを述べた。各都市から観光の現状などについて紹介。
 議事では、令和元年度の運動基本方針として▽国際観光文化都市として、観光・文化資源を活かした観光振興策を推進▽国際特別都市建設連盟と連携して、加盟11都市における共通課題を解決するために、世話人国会議員等に対して要望活動を行うーとした。
 役員改選も行われ、新会長に静岡県伊東市の佐山正議長が選任された。佐山会長は「絆を深めて、加盟都市が更なる発展をするよう、協力して会を盛り上げていきたい」とあいさつした。次期開催地は、島根県松江市に決まった。
 その後、意見交換会を行い、8日は視察として海地獄と鉄輪まち歩きを行った。

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