第36回5チーム親善オリンピック

ラグビーボールをドリブルして9人でリレーしタイムを競った「ナイスキック」

 令和5年第36回5チーム親善オリンピックが29日午前8時半から、別府市立上人小学校グラウンドで開催された。上人少年野球部が主催で、境川、朝日、緑丘の各少年野球部と山の手スポーツ少年団野球部の選手や保護者ら大勢が参加した。
 大会会長の井上和弘上人少年野球部監督が「2年ぶりの大会です。選手、保護者が一帯となって優勝を目指してほしい。1日を楽しく、ケガのないように頑張りましょう」とあいさつ。
 上人の森山英研主将が「寒さにもコロナにも負けず、最後まで楽しく、元気よく戦い抜きます」と選手宣誓をした。
 冷たい風が吹く中、選手たちは元気いっぱいに行進。
 競技では、ラグビーボールをドリブルする「ナイスキック」や保護者が参加してバットでボールを転がし輪の中に入れる「ホールインワン」、学年別徒競走、チーム対抗父兄4種目リレー、チーム対抗リレー、チーム対抗駅伝などが行われた。「ナイスキック」では、9人1チームでタイムを競った。楕円形のラグビーボールを思いっきり蹴って一気に距離をかせぐ選手もいれば、思いもよらぬ方向に飛んで悪戦苦闘する選手も。「ホールインワン」では、保護者9人が1チームで、野球のボールをバットでゴルフのパターの様にして円の中にいくつ入るかを競った。円から出ないように慎重な保護者が多く、あと少し届かず悔しがったり一喜一憂する姿が見られるなどした。
 子どもから大人まで声援を受け、懸命にプレーし、日頃の鍛錬の成果を披露した。チーム旗を振って応援にも熱が入った。
 結果、境川少年野球部が優勝を飾った。