別府市は、楠銀天街内にある老朽空き家「旧マルト衣料」について、略式代執行で9日から解体する。
旧マルト衣料については、建物の持ち主が不明となっており、倒壊の危険がある。南側に隣接する建物は、すでに持ち主によって解体されており、北側の建物についても今回一緒に解体し、持ち主が該当分を支払うことになっている。
これにより、一定スペースの空き地が出来ることになり、地域活性化につなげる取り組みにも活用したい考え。別府市が略式代執行を行うのは、3例目。
楠銀天街については、アーケードの老朽化や地域活性化が課題となっており、楠銀天街検討委員会を立ち上げ、近く、長野恭紘別府市長に検討結果を報告することにしている。