別府大学短期大学部食物栄養科2年の植木友梨さん(20)は、第19回栄養士実力認定試験(全国栄養士養成施設協会主催、2022年12月11日試験、8742人受験)で満点の85点を獲得し全国1位、令和4年度専門フードスペシャリスト(食品開発)資格認定試験(日本フードスペシャリスト協会実施、2022年12月18日試験)で受験者444人中2位の成績を収めた。
また、全国栄養士養成施設協会から成績優秀者表彰、日本フードスペシャリスト協会から特別表彰(優秀賞)が授与されている。
植木さんは、同科もぐもぐハッピーサークル子どもの食と栄養研究会に所属しており、食育教材作成とボランティア活動、商品開発などに意欲的に取り組んでいる。令和3年度は大分県・ローソン協同企画次世代応援地産地消商品開発コンテストおにぎりの部で「ごまぷちっ!トロッと甘辛クロメおにぎり」を考案し特別賞を受賞している。
同科学科長の海陸留美教授は「2年間の学習で、栄養士実力認定試験で満点を取れるのはすごい。人には見えないところで頑張ったのでしょう」と話した。
植木さんは「食べ物に興味があり、友人などから相談を受けていた。そのため、すぐに答えられるような人に、そして食に対して相談できる人になりたいと思っています。短大での2年間は、楽しかったです。資格だけでなくコンテストなどにも参加して、充実していました。試験では高得点を取りたいと思っていたので、結果には驚いています。また、勉強の仕方が分かったので、今後は効率よく勉強をして、国家資格の管理栄養士を取りたい」と話した。