6日に告示し23日に投票の参議院議員補欠選挙に立候補している白坂亜紀候補の応援に自民党の岸田文雄総理大臣が来県し16日午後0時40分、JR別府駅東口で応援演説を行った。
自民党国会対策委員長の高木毅衆議院議員、長野恭紘別府市長が紹介された。嶋幸一県議、総合選挙対策本部長の古庄玄知参議院議員、河野成司公明党大分県本部代表、大分3区選挙対策本部長の岩屋毅衆議院議員があいさつした。
白坂候補が「この選挙が大分の方向がどうなるのか、大分の運命を決める大事な選挙であることを確認し、身と心を引き締めているところです。しっかり頑張って勝っていきたいと思います。2人の娘を育ててきました。その間、常に大分のことを思い、いろいろな活動をしてきました。この度、チャンスをいただいて、もっと大分のために働きたい、これからの人生はすべて大分の発展のために力を尽くすという覚悟で帰ってきました。女性の感性、優しさ、細やかさなどを活かして、女性の目線で課題に取り組み、国政に届けていきたい」と決意表明をした。
登壇した岸田総理大臣が「今、全国で多くの選挙が展開されています。別府でも、市長選挙、市議会議員選挙がスタートします。全国5カ所で衆議院、参議院の選挙区で補欠選挙が行われています。いま全国で注目を集めているのが、参議院大分選挙区。私たち自由民主党が自信と誇りを持って公認をし、友党公明党の皆さんが力強く推薦していただいているのが白坂亜紀さん。白坂さんを皆さんの力で押し上げていただきたい。皆さんに直接お願いさせていただきたいという思いで別府に駆けつけました」
「地元の岩屋さん、古庄さん、私、白坂さんは同じ大学で、主役の白坂さんは後輩になります。白坂さんの30年を振り返ると、日本のバブルが崩壊しリーマンショック、東日本大震災などさまざまな困難の中にありました。会社などを維持するために苦労してきました。結果、経営手腕が高く評価され、全国で講演に回ることにつながっています。新型コロナの中で苦しんでいる多くの経営者や働く仲間の力になれないか、大分のために力を尽くすことができないか、自分の力や経験を活かすことができないかという熱い思いが政治に振り向かせたと聞いています」
「新型コロナとの戦いは日本も来月から新しくなります。日常を取り戻すための大きな一歩を進めるときです。白坂さんにはその先頭に立って、地元大分のため、新型コロナで苦しんだ多くの人のために頑張ってもらいたいと思っています」と話し、新しい経済モデル、子ども子育て政策などについても語った。
最後に訪問看護師の高橋えりさんが「ガンバロー」を三唱した。