大分県は8日、ゴールデンウイーク(4月29日~5月7日)の観光客行動調査の結果を発表した。
今年のGWは、長い人で9連休だったが、昨年の10連休よりも短かったことや、平日を2日間はさんだ曜日の並び、前半と後半の天気が崩れたことが影響し、観光施設(屋外16施設、屋内14施設)では、36万2665人で、昨年と比べて9・5%減となった。特に、屋外施設は雨の影響を受けて、10・9%減となった。
もっとも入場者数が多かったのは、べっぷ地獄めぐりで、6万772人(前年比5・7%増)、次いで大分マリーンパレス水族館「うみたまご」、九州自然動物公園アフリカンサファリ、ハーモニーランド、くじゅう花公園、城島高原パーク、昭和の町、別府ラクテンチなどとなっている。
宿泊施設(47施設)の宿泊客数は、6万3171人(同4・2%減)。地域別では、別府市の対象施設が16施設と最も多かったこともあるが、3万9319人(同8%減)でトップだった。
フェリー(7航路)の県内の上陸者数は、4万1375人(同23・3%増)、大分空港の降客は2万3935人(同1・1%減)となった。