大分県建設業協会別府支部(和田修支部長、32社)は8日午後5時、ホテル別府パストラルで令和5年度第74回通常総会を開いた。
和田支部長が「協会としては、地域建設業は社会資本整備や維持管理の担い手として、地域の安全安心を守り、地域社会の守り手の役割も担わないといけない。今後とも、協力を」とあいさつ。
議事に入り、令和4年度の事業・決算・監査報告、令和5年度の事業計画案・予算案について審議し、承認された。令和5年度は、「コロナ禍で自粛や中止を余技なくされた行事などを復活させ、会員同士の交流を図り、支部の結束を強固なものにしていく」とし、▽災害に強い安全安心のまちづくりのための減災・防災対策の推進▽公共事業への協会会員の優先活用▽建設業の社会貢献活動・イメージアップ活動の推進▽別府市並びに市内建設団体との連携及び協力▽大分県、別府警察署並びに県内建設団体との連携及び協力▽建設業構造改善の推進▽労働災害防災対策と雇用改善対策への対応▽技術の向上並びに経営改革への対応▽福利厚生事業の推進▽支部常置委員会の活動の推進ーを重点事業として積極的に取り組んでいく。
引き続き、表彰式を行った。受賞者を代表して、全国建設業協会長表彰を受賞した、三光建設工業の北村秀敏代表取締役社長が「引き続き、技術力の向上、品質の確保など、今まで以上に地道な努力を積み重ねていきたい」とお礼を述べた。受賞者は次の通り(敬称略)。
▽全国建設業協会長表彰=三光建設工業、工藤正志(藤良建設)▽大分県建設業協会長表彰=和田組、阿南利春、中山勉、丸岡政幸(以上、高石土木)、登田中清(長幸建設)、佐藤健之、高木邦明(以上、光綜合工業)、團塚進己、加来利広(以上、明大工業)▽県建設業協会別府支部長表彰=江良浩、井上正一、有馬芽衣(以上、浦松建設)、岩﨑有美子(光綜合工業)