別府市子ども会育成会連合会(池邉栄治会長)は令和5年度定期総会を20日午後4時、別府市社会福祉会館で開催し、約30人が出席した。新型コロナウイルス流行に伴い2020年より書面決議だったが、4年ぶりに対面方式での総会となった。
総会では、表彰状贈呈を行った池邉会長が「3年間はコロナ禍で満足いく活動ができませんでした。3年前は60周年記念でサクラの植樹、今年3月に10回目となる留学生との記念事業を行いました。いろんな活動をしてきました」とあいさつ。
会長退任について「平成21年から会長を務めてきました。今年の温泉まつりの神輿の祭典で渡御を行ったときから体調が優れず、後進に譲ることにしました」と述べた。池邉会長は温泉まつりでの子ども神輿13基渡御などを行っている。
来賓の長野恭紘別府市長は「コロナの影響で3年間は思うような活動ができず、悔しい思いもしたと思います。池邉会長は14年間、ただひたすらに子どもたちのために、そして私が市長に就任して以来、会長とは共にしていただくことが多くあり、まっすぐに真摯に活動している姿を見てきました。身体の治療に専念をして、引き続き様々なご指導をお願いしたいと思います」。
加藤信康別府市議会議長は「3日前に別府市議会議長に就任しました。野田には子ども会が消滅しておりますので、これを機会に復活させたい。子どもは未来を担う、これからの別府を担う大事な宝です。子どもを育てるというのは、家庭、学校、地域、行政があります。いま地域社会が育てるという重要性が再認識されていると思います」とそれぞれ祝辞を述べた。
また、日名子敦子別府市議会副議長、古本昭彦・別府市教育委員会教育部長、姫野淳子別府市教育委員会社会教育課長、市子連顧問の首藤正氏が紹介された。
池邉会長を議長に議事に入り、昨年の理事会、総務部、研修部、文化部、ジュニアリーダースクラブの行事、決算、監査が報告された。
今年の行事計画は、絵画教室、市子連運動会、留学生交流会など、それぞれ総務部、研修部、文化部、ジュニアリーダースクラブの計48行事計画と予算が承認された。
役員改選(任期1年)があり、新任は会長に阿部美幸さん、副会長に長尾秀吉さん、渡邊もかさん、再任は副会長に山川忠臣さん、齊藤思帆さん、事務局長に松本弘次さんと決定した。
阿部会長、副会長4人があいさつをし、閉会した。
被表彰者は、次のとおり。(敬称略)
▽太田美希(朝日校区新別府子ども会)▽長尾秀吉(朝日校区鉄輪東子ども会)▽岩尾かなみ(鶴見校区つるみ子ども会)▽松本弘次(市子連常任理事)