内竈堂面棚田で子どもたちが田植え

「大きくなって」と気持ちを込めて田植えをするひらた保育園の園児たち

 内竈堂面棚田を守る会(恒松恵典会長)は23日、別府市立亀川小学校の5年生とひらた保育園を招いて、田植え体験を実施した。毎年、ひめやま幼稚園も一緒に行っているが、当初の予定日が悪天候だったため延期。ひめやま幼稚園は22日に実施した。
 午前10時半、ひらた保育園の4、5歳児14人が棚田を訪れた。守る会メンバーの指導の下、園児はヒノヒカリの苗を手に泥の中に手をいれてしっかりと植え付けた。足元に注意しながら、次々と植えていった。
 利光杏佳さん(4)は「泥に入るのが楽しかった。大きくなれという気持ちで植えました」と話した。今後、別の保育園も訪れる予定で、秋には稲刈りも行う。