大分みらい信用金庫101周年式典

多くの関係者が出席してみらい信金の101周年を祝った

 大分みらい信用金庫(森田展弘理事長)は、創立101周年記念式典と祝賀会を27日午後4時、杉乃井ホテルで開催した。235人が出席した。
 森田理事長が「皆さんに育てていただきました。地域の皆様に感謝、必要とされる信金となるよう尽力してくれた先輩方に感謝、社員に感謝。大正11年4月に有限責任会社として別府町で設立しました。その後、別府は国際観光温泉文化都市として飛躍的に発展しました。第1次大戦終結後、別府は厳しい不況に陥り、苦境を乗り切るためには、自分たちの手で自分たちの金融機関をとみんなで出資して立ち上がりました。101周年は、第2次創業だと思っています。私の好きな言葉に『情熱に勝る能力なし』という言葉があります。全員が地域を元気にしたいという強いを思いを持っています。情熱を持って、地域の皆さんから笑顔をもらえるような信金を目指していきます」とあいさつ。
 来賓の広瀬勝貞前大分県知事は「今日の別府をつくったその中心となったのが、みらい信金の皆さんだったと思います。自信を持って新しい100年をつくってほしい」。佐藤樹一郎大分県知事は「新型コロナは5類となり、中小企業を支える金融機関の役割はますます大きくなります。引き続き、取り組みをお願いしたい」とあいさつ。長野恭紘別府市長、柴田弘之信金中央金庫理事長も祝辞を述べた。
 鈴木利枝さんが津軽三味線で花を添え、西謙二別府商工会議所会頭の発声で乾杯した。祝賀会では、ピアノやバイオリンの演奏なども行われ、賑わった。