亀川漁港周辺で8月5日に開催される「亀川夏まつり」で地踊りを踊る元祖内竈地踊り保存会が26日午後2時30分、別府溝部短期大学ホールで同短大幼児教育科35人に地踊りを教えた。5日、12日に続き今回で3回目。7月も練習を行う予定。
始めに、内竈自治会長でもある恒松恵典さんがあいさつし、学生35人と教員が輪をつくり、恒松さんと荒金明美さんの2人が「二つ拍子」「左衛門」「三つ拍子」「六調子」の順番で地踊りを行い、学生らはそれぞれの合いの手を入れながら汗をかきながら踊った。
恒松さんは「若い人の合いの手の声が素晴らしい。亀川夏まつりに活気が出て盛り上がると思う。とても覚えが良い」と話した。
地踊りを習った中津留鈴さん(18)は「振りは難しいけど皆と踊るのが楽しい。夏まつり当日は頑張ります。卒業しても皆で踊りたい」と述べた。
これまで地踊りの音に誘われて留学生も飛び入り参加していたという。今後、「別府溝部学園短期大学」としておそろいのものを揃える予定。