7月1日からオリジナル香水販売

報道陣や関係者らが新香調追加に伴う先行調香体験を行った
7月1日から販売開始となるオリジナル新香水の
「OUD Clarte~ウードの煌めき~」

 大分香りの博物館(高橋一成館長)は26日午前10時、同博物館で新香調追加に伴う先行調香体験会および博物館オリジナル新香水「OUD Clarte~ウードの煌めき~」のお披露目会を行った。
 先行調香体験会では、報道陣など関係者が参加した。これまでの13種類の香調に7月1日より、トップノートに「フレッシュマリン」、ミドルノートに「ホワイトフローラル」、エンドノートに「ウッディパウダリー」の3種類を追加し、全16種類の香調でオリジナルの香水を作る。また、新しい香水瓶のラベルも仲間入りした。
 高橋館長が「平成19年11月末に開館し、本年度が16年目。昨年度は1万7千人を超える方が体験していただきました。本年7月1日から新たに3つの香りを加えます。『香り』を楽しんでください」とあいさつし、講師は学芸員の大津留聡課長が務めた。
 参加者は「今までは香水を買ってみて試して『これはちょっと』というものがあったけど、今回は好きな香りで作ったので出来上がったものも好きな香りでした」と述べた。
 完成後、8作目の博物館オリジナル新香水「OUD Clarte~ウードの煌めき~」の香りを体験し、大津留課長から説明を受けた。
 今回の新香水「OUD Clarte~ウードの煌めき~」は、沈香木(OUDウード)を中心に構成した香水で、別府温泉の鉄輪むし湯で有名な「石菖」や竹田市名産の「サフラン」を処方し、大分と別府の魅力を取り入れたもの。
 1個50㍉㍑で税込7700円。千個限定。購入した先着100人にサシュバックをプレゼントする。
 調香体験は事前予約制で、午前10時30分、午後1時、同3時、同4時30分の4回。受け付けは開始時間の30分前まで。体験料金は30㍉㍑で税込2500円。別途入館料が必要。所要時間は約40分。