公立の幼小中学校で終業式

終業式の前に給食調理員の離任式と感謝の会が行われた
体育館で児童420人、園児32人が集まり終業式が行われた

 きょう別府市内の公立幼稚園、小・中学校で1学期の終業式が行われた。夏休みは、21日から8月31日までの42日間。
 市立石垣小学校(勝河馨校長、420人)、同幼稚園(園長・勝河校長、32人)では午前8時30分、体育館に全校生徒と幼稚園児が集まった。
 終業式の前に、給食調理員の離任式と感謝の会が行われた。給食調理員の猪原芳子さん、大塚知生さん、高尾奈緒美さん、吉田知奈さんの4人が体育館に入場すると、生徒と園児が大きな拍手で出迎えた。
 児童で構成されている給食委員会が2学期からの給食について、勝河校長が給食が自校式から共同調理場に変更し、給食調理員もいなくなることを説明した。調理員4人があいさつをし、南勇輝児童会長が「給食の美味しさに気を遣いながら、一日も欠かすこと無く全校分の給食を汗水流して作っていただき、ありがとうございました。料理は調味料の量が少し違っても味が変わるので、毎回同じ味にすることはすごいと思います。残念ながら今日で給食調理員さんが作ってくれる最後の給食となりました。美味しく今までの給食を振り返りながら、味わって食べたいと思います。絶対にカラにして返します」とお礼の言葉を述べた。続いて給食調理員4人に給食委員会から寄せ書きと花束が贈られた。
 全校生徒と園児の拍手に送られ、給食調理員は退場し最後の給食作りに向かった。
 終業式は午前8時50分から行われ、勝河校長が「40日間の長い夏休みが始まろうとしています。皆さんは学校には3日間来てもらいますが、そのほかは家族や地域の方に君たちを見てもらいます。皆さんが終業式を迎えられたのは、家族、登下校を見守っている地域の方、一緒に遊んでくれた友だち、勉強を教えてくれた先生方、みんなに支えられ支えあって今日があります。感謝の気持ちを持って、今日を過ごしてください。夏休み中、1つでも良いので頑張ると決めたことを頑張ってください」と話した。
 児童代表の6年生の松﨑はるさん、1年生の三浦倫さんが1学期の振り返りと夏休みにしたいことを発表した。
 校歌を1番のみ斉唱し、終業式を終えた。