別府市野口元町のアソビLAB(小田原啓太代表)は、2日から4日に「夏休み宿題勉強会」を開いた。みんなで一緒に勉強することで、自分達の苦手な部分をお互いに学ぶことができる。午前中は、学習会を行い、午後からは様々なテーマでワークショップを実施した。
2日は、前別府市立図書館長の檜垣伸晶さんが「読書感想文って?ハンバーガーだ!」と題して講話した。11人が参加。夏休みの宿題では必須ともいえる、読書感想文について一緒に勉強した。読書感想文の構成の柱について▽はじめ=本との出会い(きっかけ)、本の簡単な紹介(あらすじ)▽なか=何故、おもしろかったのか、何が心に残ったのか、自分の体験にあてはめてみる▽おわり=その本を読んで自分がどう変わったのかーの3つに分けて説明。
読書感想文をハンバーガーに例えて、「はじめ」と「おわり」が「パン」の部分で「なか」がレタスやトマトなどの「具材」に例えて、なか(具材)を沢山詰め込むと、食べるのが大変になるので、シンプルなものが良いことを説明した。「人が読んで楽しくなることが大切です。感想文の主役は皆さんです。皆さんが本を読んでどう思ったのかが重要。困った時は、図書館を利用して下さい。何気なく本を見ていると、本の方から声かけてくることがあります。最後まで読める本と出会ってほしい。本に親しんでもらいたい」などと話し、檜垣さんが書いた本をプレゼント。
子どもたちは自分たちで持ち込んだり、ラボにある本を読んだりした。なかには、その場で感想文を書く子もいて、思い思いに読書と向き合った。
3日には、目が見えない人の暮らしを体験するブラインド体験会。4日はくつの結び方と歩き方講座を行った。