沖縄県の沖縄セルラースタジアム那覇等で12、13日に開催された「第43回九州ブロックスポーツ少年団軟式野球交流大会」で大分県代表として出場した境川少年野球部が初優勝を飾った。
大分県予選では、準優勝。優勝した明治少年野球クラブと県代表として交流大会に出場。1回戦は、佐賀県代表の仁比山少年野球クラブと対戦。打線が大爆発して21ー3で圧勝。2回戦は、沖縄県代表の泡瀬ブルパーズ、準決勝は長崎県代表のサンボーイズクラブスポーツ少年団と対戦し、順調に勝ち進んだ。
決勝戦は、同じく大分県代表として出場した明治を破って勝ち上がった熊本県代表の熊本菊池クラブと対戦した。お互いにヒットが11本ずつ出るという打撃戦となり、最初は境川がリードをしていたものの、逆転され、終盤に境川が逆転するというシーソーゲームに。時間制限によって最終回となった5回裏に、後藤選手が3ランホームランを放ち、ダメ押し。10ー5で優勝した。
台風一過の晴天で暑い中での試合となったが、2日間で4試合を戦い抜き、4試合で46点を取る大活躍だった。手嶋康蔵監督は「1回戦突破を目標にしていましたが、試合を重ねるにつれていい意味でのってきて、楽しめた」と振り返った。青木太樹キャプテンは「九州の強豪チームが集まる大会で優勝できたことはとてもうれしいです。自分達の持ち味である打撃力が発揮できてよかったです。応援してくれた方々、現地でサポートしてくださった監督・コーチ・保護者の方にも喜んでもらえる大会だったと思います。今後もこの気持ちを忘れず、部員全員で頑張ります」とコメントした。メンバーは次のとおり(敬称略)。
▽代表=大友寿美▽監督=手嶋康蔵▽コーチ=後藤伸幸、菅雄輝▽選手=青木太樹(主将)、後藤幸晴、大友晏寿、青野輝、手嶋康大、森山弦太朗、平岡凌太、永弘樹、上野栞永、野﨑成央、筒井晴十郎、臼井アンナ、長野莉々輝、菅大翼