大分県はこのほど、令和5年7月の宿泊客等の動向速報値を発表した。36万6518人で、前年同月と比べて28・5%増になる見込み。一方で、コロナ禍前の令和元年と比べて3・3%減となっているが、徐々にコロナ禍前の水準に戻りつつある。
日本人の宿泊客は、31万959人(前年対比9・6%増)。出発地別では、福岡県8万9459人(同1・2%減)、その他九州5万9361人(同20・2%増)、県内4万5041人(同3・3%減)、関東4万4255人(同18・8%増)、近畿2万6796人(同29・2%増)、中国2万2125人(同14・1%増)、中部1万1288人(同9%増)、四国8313人(同26・8%増)、東北・北海道4321人(同43・4%増)となっている。
外国人宿泊客は、5万5559人。前年同月は水際対策が行われていたことから、前年同月と比べて3606・4%増となる見込み。出発地別では、韓国2万3781人(同4043%増)、香港1万1735人(同39万1066・7%増)、台湾1万630人(同1万4663・9%増)、中国3776人(同7161・5%増)、欧米豪その他3246人(同717・6%増)、タイ1675人(同1369・3%増)、その他アジア716人(149・5%増)だった。
有料観光施設(29施設)の入場者数は、47万8318人(同37・7%増)。屋内施設は25・6%増、屋外施設は49%増となっている。
8月は夏休みやお盆休みで帰省客を含め、観光客が増加していることが予想され、9月にも連休があり、秋の行楽シーズンに向けて、集客が見込まれる。