明豊中学校の軟式野球部、高校の男子卓球部、女子剣道部、女子ソフトテニス部が6日午後5時15分、市役所で長野恭紘別府市長に大会報告を行った。
軟式野球部は「第40回記念全日本少年軟式野球大会」(8月14~17日、横浜スタジアム)に出場。決勝戦で横浜クラブと対戦し、2ー1で惜しくも敗れた。木原裕飛監督は「選手は最後まで諦めず、よく頑張りました。この悔しさは、来年の新チームに持ち越し、必ず優勝したい」と報告。
坂田庵主将は「出発前に約束した優勝旗は持ち帰れませんでしたが、皆さんの応援のおかげで準優勝が出来ました。果たせなかった約束は、後輩たちが果たしてくれると思います」と振り返った。
男子卓球部は、北海道で開催されたインターハイに出場。20回連続出場となり、団体で準優勝、個人ではダブルスで木塚陽斗・岡田空ペアが準優勝を果たした。藤本賢司監督の代理で出席した松本香織女子卓球部監督が「準々決勝で、負け続けていた遊学館(石川県)に初めて勝つことが出来ました」と話した。木塚主将は「初めて決勝戦までいき、力の差を感じましたが、決勝戦までいけたことが、監督への恩返しになったと思います」と話した。
女子剣道部は、インターハイ団体で準優勝、個人で小中原栄華選手が準優勝、後藤楓花主将が3位に入賞した。間津俊亮監督が「3年間やってきたことを出せたと思います。この悔しさは、次のステージで晴らしてくれると思っています」と述べた。後藤主将は「自分の中では、うれしさよりも悔しい気持ちが大きくありますが、最後まで自分たちの剣道を貫けたと思います。多くの人に支えてもらったことは、後輩にも伝えていきたい」と思いを語った。
女子ソフトテニス部は、インターハイで個人ダブルスで樽村妹隠・竹松美紀ペアが3位に入賞した。吉良洋介監督は「日本代表選手にも勝てて、後輩につなげる伝統を作ってくれました。11月には、全日本選手権もあるので頑張りたい」と話した。樽村主将が「ここまでこられたのは、沢山の人の支えがあってこそ。結果で恩返しが出来て良かったです」と述べた。
岩武茂代校長が「沢山の応援や支援に感謝しています。コロナ禍で入学し、乗り越えなければいけないことが多かったと思いますが、素晴らしい成績を残してくれました」と報告。
長野市長は「優勝がないのは残念ですが、全国で準優勝するのはとても難しいこと。この成績に満足せず、人生のより高みに向かって好きなことを一生懸命頑張る姿勢を忘れないで下さい」と健闘を讃えた。