別府大学(友永植学長)は令和5年度秋季卒業証書・学位記授与式を12日午前10時、同大学メディアで実施し、4学科42人が未来へ羽ばたいた。
四季では、友永学長が国際言語・文化財学科代表の梁菊姫(ヤン・グッキ)さん(23)=韓国=、史学・文化財学科の黄煜(コウ・イク)さん(23)=中国=、国際経営学科の朱雨(シュ・ウ)さん(22)=中国=ら4人に卒業証書と学位記を授与した。
友永学長が「皆さんは『コロナ禍』の中でキャンパスライフの大半を過ごされましたが、それに屈することなく、真摯に勉学に取り組み、めでたく卒業式を迎えられました。子の後は皆さんが自らの人生を豊かなものにするため、絶えず努力と工夫を重ねることが大切。私たちの学びに終わりはありません。それぞれが選んだ道において、急ぐ必要はありませんので、たゆまず前進し続けてください。別府大学で学び過ごした日々が、皆さんのよい思い出になることを願うとともに、別府大学での学びを糧として皆さんが社会で活躍することを祈り、はなむけの言葉といたします」と式辞を述べた。
最後に、出席者全員で大学歌を斉唱し閉式した。
国際言語・文化財学科代表の梁さんは「留学生として4年間の中で新型コロナウイルスもあったし、そのほか大変なことがありましたが、こうして無事に卒業することが出来て嬉しい。コロナ禍のときは韓国でオンライン授業でしたが、2021年3月から別府大学に来てからは十分な授業などでよくしてくださって良かった。別府市は温泉があり、外国人として地域を観光する気持ちで留学できたことは面白かった。韓国から家族や友人が来たとき、別府を紹介できて良かった」と話した。