観光建設水道委員会の継続審査

観光建設水道委員会が
上人ケ浜後援整備運営事業に関する
請願を審査した

 別府市議会観光建設水道委員会(穴井宏二委員長)は「請願第1号Park―PFI事業『上人ケ浜公園整備運営事業』に関する請願に係る継続審査」を15日午後1時30分、市議会第2委員会室で開催した。別府市議会議員や別府市旅館ホテル組合連合会員らが傍聴した。
 始めに、事務局が請願の要旨を説明した。
 続いて公園緑地課が7日に行われた地元説明会について報告。
 次いで、質疑として委員から「7日に行った説明会では、事業者も参加していたが説明はなかった」「松の維持管理については」「市民のための公園だがどこまで立ち入れるのか」などの確認事項を公園緑地課に質した。
 各議員が審議をして、採決方法として▽採択▽不採択―の2点とし、委員会は請願審査の付託を受けているので審査結果については▽採択とすべきもの▽不採択とすべきもの―と区分して行った。採択とは「請願の内容に対し願意が妥当であり法令上、行財政運営上実現性のあるような場合に該当するもの」とし、不採択は「請願の内容が別府市に無関係なもの、別府市議会の権限外のものであるといった場合や、願意に賛成できない、実現可能性がないと言った場合に該当するもの」と説明。採決は「採択をすべきもの」について挙手にて計り▽挙手全員▽挙手多数―であれば委員会は「採択すべきもの」とし、▽挙手少数▽挙手なし―であれば「不採択すべきもの」となる。
 採決の結果、挙手少数のため、今回の請願は「不採択とすべきもの」となった。